・一番大切なもの以外は、なくしてしまったっていい。

・この世は生きてる者の世界だから、生きてる限りはなんとでもなるから、
この世界にいる権利を放棄しないこと。
それ以外はね、何やったって大丈夫。(※他者の権利を侵さない限り)

・頭と身体がそこそこ動いて、寝て食べて、命の危険がなくて、そういう幸せ。

・卑屈と傲慢の間にある感情に触れると、気分が悪くなるんだ。

・自分を労り愛せない人間が他人を愛してるだとか、愛してほしいだとか、ちゃんちゃらおかしいんだ。そういう時にだれかが与えてくれる「愛」は、底の抜けた花瓶に水を注ぐようなものなんだ。足りない足りないの無限回廊。渇望ばかりで終わりがない、誰も満ち足りない、そんな干涸びた愛。

・長く付き合える友人は財産
大人になってできた友達は、トイレに行く時に群れたりしないし、個人主義だし、これまた財産。

・他人に見返りを期待しないこと
他者の感情を推測したり、行間を読むことができない人がいるという認識を持つこと。
想像力を働かせること。

・対話なき一方的な叱責は、相手を傷つけ事態を悪化させる。
日頃から互いに目を見て対話していれば、労り合っていればこうも捻れなかったのに...とは思うが、悪いと感じても謝ることをしないあの性格はもう治らないのかと思うとどっと疲れる。
理屈で生きてるわけじゃないのよ人間は。理屈も正義もわかっているからこそ、美しくない現実との板挟みで苦しいのでしょうが。

・人間は神じゃない。神じゃないから失敗する。
 失敗してもやり直せる生き方を。世の中を。

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・もう手慣れた感じになって来たけど、それでも手術前夜は緊張するだろう。
10年前に傍にいてくれた人、お世話をしてくれた人、お見舞いに来てくれた人のことなどを思う。
みんな、ありがとう。