ウナギイヌぬこのこと

先日から猫神様に召還されまくり。
美猫スポットも然り、夜中にふらりと出かけると
あちこちから視線が飛んで来る。

中でもGODと呼ばずにはおられないような猫様がおひとり。

としのころ、人間に例えると熟女。

ずいぶん ぬるり とした肢体をお持ちで、側に寄れども顔は見せず、半歩先、半歩先へヨヨヨと人の足を誘(いざな)う。

白く長い毛足と妙に長い胴。
ふさふさとしたシッポはやけに長く広がっている。
顔は猫のものとは思えぬほど大きく、また四肢も虎の子かと間違える程太く短い。

先日から見かける度に声をかけていたら、昨晩はなんとわたしのアパートの前で待ち伏せをしてやがった。

猛暑続きの日、土用の丑の日、鰻を食べた帰り道。
迷わず彼女(または彼?)を「ウナギ」と名付ける。