郷里の先輩が主催する美術教室の作品展に行く。
子供から受け取るパワーの確かさと勢い、生命力に圧倒される。
先輩の目はどこまでも澄んでいて、吸い込まれそうになる。
最近、いい目の人によく出会う。
いい目に会うとブレがなくなる。
自分の目に光が射しているかどうかも同時に確認する。
美術指導の話が、いつのまにか子供の頃の絵のかきかたの確認やあれこれの話になり、帰りがけに岡山の白桃とキュウリを頂く。
懐かしく甘い香りがした。
優しいことがわかれば、優しくなれる。
帰りがけ、まだ見ぬ命のために集めた音楽を聴く。
義姉が妊娠している時に送ったCD。
無事でありますように、穏やかで優しくありますように、という祈り。