晩ごはん
台風と熱帯低気圧という嫌がらせのような気圧配置に倒れてしまい、終日寝てました。
ビタミンウォーターとウイダーインゼリーで水分を繋ぎながらうつらうつら。
見かねた母が「(得意の豪快な、そして気が向いた時にだけ作る)料理を作っておいたので勝手に食べなさい」と言う。
まな板に載りきらない大きさのホットケーキ、洗っただけのレタス、プチトマト。
「腹が減ったら冷蔵庫からテキトウに漁って食え」とも言われる。
人間の頭よりでかいスイカが半分に割られてゴロっと入ってて、体重計で測ったら5キロあった。
我が家では、キャベツやレタスは生のまま、ちぎらずにかじります。
キュウリやニンジンもスティックのまま、各自好きな味付けで丸かじりです。
青汁の原料になるケールを生かじりさせられた幼少期は、さすがに辛かったなあ。
ミキサーにかけたケールを薄めず、ドロドロの原液のまま食卓に出して来るし。
だからね、固形物の入ってない市販の青汁なんて、ただのジュースですよ。
タッパーには白米とゴーヤチャンプルーがあった。
ゴーヤチャンプルーは、昔わたしが沖縄に行った時に現地で習って来たものを伝授。
娘から親への逆流レシピです。
こっこさんの台所を読みました。
台所の味って代々伝わるものなんだね。
ざっくり作れて確実においしい料理のレシピ、エッセイ、写真。
アイルランド人の手抜き美味パン、沖縄の離島の女たちの食談義、こっこのひいおばあちゃんからママまでへの質問。
「自分にとって料理とは?」「? 食べるものさー」
「台所とは?」「はぁ? 立つところさ!」
わたしもポーポー食べたいな。
ちなみにまくず母の巨大中華鍋で作るチャーハンは、誰の作ったものよりもおいしい。
ふっくら卵と絶妙な味付け。
具材や味付けはそのときの気分次第、レシピなし。
「なんでこんな味付けができるん?」って聞いたら
「天才じゃけん!!」といつものように誇らしげな返事が返ってきます。
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