チチンプイプイ

痛いの痛いの飛んで行け。

Nam HyoJun

夢を見るとか
BIGになるとか
そんな自分本位のことじゃなくて

大切なことは「痛い」を世の中から減らすことじゃないかと思った。

「痛い」を知っている人は
「痛い」を乗り越えようとしている人は
「痛い」と共に人生を歩まなきゃならない人は
強くて優しくてしなやかになれるチャンスがある、きっと。

秤が振れて
自分の審美眼の軸がぶれそうな時

人やモノやコト、すべて
信用に足るかどうかを見極める基準は
そこにあるんだわ。

そのために日々笑い、泣き、心に栄養を補充して笑顔になる。

だって痛いのは苦しいし、辛いし、悲しいもの。

わたしの身体はいつまで持つのかわからないけれど
いつか果てる日まで
日々を大切に生きることが何よりだと思った。

まだ間に合うのならば、もしかしたらどこかで傷つけてしまったかもしれない人、ごめんなさい。
そして笑顔になってください。
わたしも笑うから。

なくしたチャンス
なくした信頼
思い出せば遠いようで近く
すべてを洗い流すことはできないのだけれど

よかったら、
もう一度手をとってください。

膝を擦りむいたときの痛さを思い出して。
笑い泣きできたらいいよ。


チンプイプイ、痛いの痛いの飛んでゆけ。


おいしいものを食べて、綺麗なものを見て
未来のことをちょっと夢見て(それは恐ろしいほど孤独になる作業なのだけれども)
一歩踏み出すといいよ。

いつか終わる命だとして
それを無下に放り出すのは勿体ないでしょう。


諦めんよ。



まくず