忘れてきたものと見落としたもの 再考
某所にて。
数十年前に想像した「未来=21世紀」の構図からは
イメージが頭打ちなわけでして。
頭打ちな理由は「忘れたことが多いから」だよ。
音や光を数式化して極めていこうとする結果、割り切れないモノを捨て去りつつある。
それを持って歩かなければ、進化も無いというのに。だ。
よーするに進化を急ぎすぎて、結果、足踏み状態だ。
すげー単純なはなしで、ラーメンがうまいかどうかでしょ。
西洋の音階ってあるじゃない。白と黒の鍵盤の。
わたしバカだったからその間の音が「ないもの」だと思い込んでて
世の中にあるものはすべて楽譜に書き込めるって思ってた。
だから、楽譜にない音はどうしたらいいの?
聞こえるんだけど、要らない子なんだけど、
でも聞こえるんですけど〜〜って。
和の音って西洋の譜面にはかけんよね
沖縄の工工四とか、それこそ坊さんの読経とか、
一応教科書はあるけど耳コピだもん。たぶん。
でもねでもね、
なんで男の子はいつの時代も科学とかSFとか好きなの?
その部分の脳神経が女子より多い。女子が恋愛物を好むように…。
あと、アレ。
いきすぎたらすぐに懐古趣味。
レトロフューチャー。
黒鍵と白鍵の間にある音というのは、細かく解析していって調べて、それを作り出そうとするような発想では永遠に“手元”にやって来ねぇ。
よーするにピアノや音符とにらめっこじゃ、永遠に見つけられない。
mp3ばっかりいじってるとソノシートをひっかきたくなるし
茶碗を箸で叩きたくもなる。
完全な機械にはなれないから、バランスだよねえ。