自然に任せる

顔のないあの子たちは、まだきっと出られないから、偽物の顔は描かないよ。
いつか出られるように、素敵な音楽と素敵なドレスと、オーロラやたくさんの煌めく粒子を、こっち側に描き加えておく。

そんな神話があったね。

でもあの子は太陽でも神様でもないよ。

はにかんだ笑顔がかわいい、どこにでもいそうな普通の女の子だと思う。