ゆめをみた
いつも遊んでいた高梁川上流の一番水深の深いあのあたり。
真横を流れに逆らって上流する蛇。
鯉の滝登りは聞くけれど、蛇って源流まで泳いだりするものだろうか。
わたしはいつものように川に首まで浸かって水遊びをしているのだけれど
シャム猫のココの水泳特訓をしていた。
「蛇に負けんなよ」とぐんぐん泳がせてみたら、
結構なお手前のフォームで猫掻きをしながら進むので
この子は甘えん坊だけれど能力値が高いんだなあと改めて思った次第。
ちなみに純血種のシャム(ペットショータイプ)ってのは、愛玩用のアップルヘッドとは違って
犬とか狐とかメスライオンの横顔にそっくりである。
耳を隠すとトカゲや蛇にもよく似ているし、なにしろ身体がスレンダーだ。
毛足の短い、猫らしからぬ猫と暮らしている。