ゆめをみた
梅雨明け。太陽に照らされて溶けそうな皮膚、灼熱の部屋。
ゆめをみた。
犬が2本足で立って前掛けをして
大根のかつらむきをしていた。
身長175cm程。中肉中背、白いやつ。
飼い主のために転職したのだという。よく働く。
建て替えになってしまった今はもう無い小学校の校舎にいた。
木造の奥、運動場から帰って来た子供たちの笑い声が響く。
職員室に近い方から入って、贈答用の花を見繕う。
青い一輪咲き。
一本掴んで、渡り廊下にいた犬のところまで走ってゆく。
「ありがとう」って渡した。
ありがとう、がいっぱい。
最近、気づいた。
ありがとう、でいっぱいな気持ち。
猫が川を渡っていた。優雅に。泳いで。
よく考えたら、死んだ猫たちだった、あれは。 冥界?
犬のミリアと、猫のチャム公と三毛太。 なんだろう、呼んでくれたのかな。
久々に顔を見て、触れて、なでられたよ。
最近、よく呼ばれること。
たぶん、お盆まで予定がぎっしり。