野良ガール一考
先日のエントリーで森ガールと苔ガール、キノコガールについて書きましたが、
「森ガール・苔ガール<<<キノコガール」
http://d.hatena.ne.jp/Okamoto_Makuzu/20091206/1260125887
さらに一歩深く踏み入って「野良ガール」というものを提唱したいと思います。
森ガールというのは sns mixiのコミュニティで発祥した概念らしいのですが、どうにも憧れのままに終わる表面だけのファッションに見える。
手に土をつけずにお洒落でフワフワした雰囲気だけを楽しむ一過性のブームな気がして馴染めないのです。
そんなわたしは「野良ガール」と名乗ることに決めました。
周囲の野良ガール系なひとの発言をかいまみるに、
「どうしようもないひもみたいな男=野良男」
「ホームレス=野良人」
ごりっぱ、ごりっぱ。
<野良ガールまくずの生態>
・ドクターペッパーと葛根湯は似ていると思う。
・今年、微妙にはまった飲み物はペプシあずき味である 。
・マズウマなものとキモカワなものが好き。
・たこわさ。白米にはゆかり。イモ焼酎に梅干し。
・不思議大好きUMA大好き。
・アナログ、デジタル、どっちでも行けます。
・実家の畑数十米にてセカイカメラでタグをつけて遊びました。
・宇宙のことや千年単位での世界のことを考える。
・土偶展を見に行きたい。
・コイコイ人(ホッテントット)の写真を見ると土偶を想起する。
・どんなにかっこいい恋人が出来ても、紫のバラの人速水真澄にはかなわないと思う。今までも。これからも。エターナルに。
・後世に遺したいもの〜まくずおばあちゃんの手あかにまみれたガラスの仮面ワンパック。
・友達にもらった禅僧の本を読んでいる。
・手帳につねに般若心経を挟んである。
・ちなみに去年のクリスマスは実家でかっとなった勢いで般若心経リミックスを自作してました。打ち込み経験ないくせに!
・熱心な仏教徒というわけではなく、文化的にチャンポンなだけ。
・神主の友人から大祓グッズをもらった。ヒトガタ、、、ほんとうに作る人いるんだ。
・馴染みの野良猫が複数名いる。
森ガールとの相違点は多々ありますが、
全般的に
・女子として見た時に残念感がありすぎる
・生活力がありすぎる
こんなかんじじゃないでしょうか?
あ、生活力っていうのは、お金をかせぐことではないよ。
そんなの資本主義が解体したら何の意味もないからね。
野良ガールのカフェは、
薪をくべてドラム缶に湧き水を入れ、一杯のカフェオレを抽出するところから始めるよ。
鮭の皮で小物を作ったり、クジラをいただいたらヒゲ一本まで残さず使うんだよ。
たまに「あの肉」も食べれるかもよ。
野良ガールどうでしょう?
トイレのズッポンを初体験した絵描きの少女が「野良ガールにしてください」と言ったので、すかさず野良ガール仲間にしました。
葬式の般若心経で涙した女子が「自分は野良ガールか?」と聞いてきたのですかさず野良称号を授与しました。
野良ガールは、人間界で生活しにくい性質を持っております。
たまに自分を見失うので、迷子札をつけておくことを推奨します...。
ちなみに、インドの狼少女アマラとカマラ、現代日本では徘徊おばあちゃんも野良ガールです。
山菜摘みのおばあちゃんも野良ガールね。
野良スピリット、それは一生ものです。