ゆめをみた

山の中、自転車を漕いで映画を見に行ったらソフィア・コッポラ作のホラー映画で、主人公の少女が山の中、自転車を漕いででかけたら 宇宙人に襲われるという内容で、帰りもやっぱり山の中を自転車なのであった。

ジャスコに謎の外国人がいてスケッチブックかなにかを買いたいと言われて通訳してあげた。帰途、S夫婦とはぐれてしまい国道でヤン車に跳ねられそうになる、スナック兼居酒屋でごはんを食べようとしたらS夫婦がもめ事に巻き込まれて刺された俳優を囲って海外へ逃げるというので見送り、再度店に戻ろうとしたらスーツのいかついおじさんたちにぶつかってしまい、脅され、ああこわいと思ってもう一度店に戻るとそのおじさん連中も入って来て、常連なのであった。刑事さんなのであった。
犯罪者も刑事さんもつどう店なのであった。
足元が掘りごたつ形式になってる店内で、ソーキそばといなり寿司のセットのようなものを頼む。
(以上夢)


けわしい顔をした女から男児をあずかり
汗をふいてやったり着替えさせたり面倒を見て

近所の人にどなたのおうちでしょうか、親御さんと連絡がとりたいんだけれど、と聞いて回ったら
そこは何年も前から廃屋なはずですよと言われ、なおかつ聞きに入った家は田舎のお店で
店の中にはシャム猫が数匹とおばあちゃんおじいちゃんだけで

そんなはずはないでしょう、だって現に中に入れるし暮らせますよって言い張って
もうなんせ田舎なのでひとを探すだけで四苦八苦して
通学中の小学生から通りすがりのおじさんまでかたぱしから声をかけて
いっしょに来てくれたひとともういちど家に入るのだけれど

奥の部屋にあったのはもう男児ではなく
人間の大腿骨一本を抱えた鹿の死骸だった。

床の間には宝箱が置いてあり
「埋めないで」と母親からのメッセージとともに想い出の残骸がぎっしりつまっているのだった。

(以上夢)