ポスターカラー


母校の制作展のDM

高校2年でしたっけ。
わたしの通っていた学校は普通科の美術コースで、15歳から18歳までみっちりと美術教育を施される場所でした。
基本的に週1枚ペースで課題と講評会。
未完成、未出席は許されない場所でした。
できあがったものを目の前の黒板に数十人分並べ、教師が上下に分けてゆく。
上の段は合格、下の段は不合格。
クラスメートは同志でもありましたがライバルでした。
私語厳禁の北向きのデッサン室で暗くなるまで向き合って。
絵画、デザイン、彫刻と大学入試に向けて予備校みたいな教育。

センター五教科もしなきゃいけなかったし、
遊ぶ時間なんてなかったな。

これは印刷に出す前提で、「2色でポスターになるものを作ってこい」との課題。
ピーコックブルーを使ったのだけれど、印刷時に色を変えられてしまいました。
フォントも教師が適当に付けたもの。

数ある作品の中で選ばれたことは嬉しかったけれど、
出来上がったものを見て、ちょっとため息をつきましたw