はーとのにんじんあげましょう

はーとのにんじんあげましょう

からだがうまくうごかないのになんか制作したくてしかたないので
絵本を描こうかとおもいます。

すごくやさしいやつね。
後代まで読み継がれるような
やさしいやさしいえほん
子供が喜んでくれるような
病床の友達が笑ってくれるような
これから産まれてくる子供たちが喜んでくれるような
あったかいえほんをね。

わたしはきっといま重い荷物をそぎおとして
どんどんミニマルになってきているので
そしてまた
言葉と絵で訴えることができるようになってきたので
ぜひとも挑戦したいなあと思います。

今手元にあるのは

*「どうぞのいす」

どうぞのいす (ひさかた絵本傑作集)

どうぞのいす (ひさかた絵本傑作集)

*「11ぴきのねこ」
11ぴきのねこ

11ぴきのねこ

*「おっととおへそ」
おっととおへそ (1977年) (母と子の絵本)

おっととおへそ (1977年) (母と子の絵本)

これ、残念ながら絶版のようですね。本当にいい絵本なんです。ユーモラスで絵に深みがあって、何度も何度も繰り返し読んだ。

「どろんこハリー」

どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ)

どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ)

「さむがりやのサンタ」
さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ)

さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ)

ピーターラビット
(英語の原本 9歳のときにサンタにもらった。そんでもってサンタは10歳でいなくなった)
Beatrix Potter the Complete Tales (Peter Rabbit)

Beatrix Potter the Complete Tales (Peter Rabbit)

まだまだいっぱいあるよ
シャルル・ペローの童話も大好きだし日本の美しい話も語り継いでいきたいなあ、と。
「ロバの皮」は特に大好きなお話。

映画版はカトリーヌ・ドヌーブの美しさに感嘆。美術もなにもかもサイケデリックで美しい。キッチュでナンセンスなお話なのだけれど、独特のエロティシズムが根底にあって、夢見がちな少女だったわたしには刺激の多い作品でした。

新美南吉金子みすゞ小川未明も、とにかくもうなにもかも。
いつかきれいなきれいなうっとりするような絵本にできたらいいなあ、と。

アーサー・ラッカム、妖精画が美しいマーガレット・ターレント、AAミルンの「くまのプーさん」(ディズニー作品はまったく別物です)、トーベ・ヤンソンムーミンシリーズ。(日本で作られたアニメ版は認めてません。)

写実から切り絵、点描までなんでもしてたので
なんだか長年の間、方向性が決まらなかったんだけど、なんとなくやりたいことが見えてきた昨今。

(そして今 日記代わりのスケッチブックを見たら、「もう何も描かない」「もう何も要らない」とか書いてやんのよーw あほだなあ、と。この道はたぶん一生続くよ。)


はーとのにんじんあげましょう。みんなみんなにあげましょう。
精一杯の愛をこめ、誰かを想って丹念に作れば、きっと誰かに伝わるはず。