乗り越え、更に生を歓喜するピンク色

June 09 [Mon], 2008, 20:04
「かなしみを乗り越えるピンク色」
http://yaplog.jp/kinruinoakui/archive/33

今年の初夏、大好きな街のひとつである秋葉原で、悲しい事件があった。

うちひしがれ、自分の無力さを嘆き、解決の糸口も見いだせず、
ただただ、身の回りにある安心するものを集めた。

生きるためのピンク色。

愛し、愛されたいから。
恋し、恋されたいから。

そんな恥ずかしいこと、言えないと思ってた。
いい大人が。

でもなんだかわかったのよ。
勿体なくて最後まで使えなかったクレヨンの箱の中。
ちびずに残ってたのは、あの色だったね、と。

正面から見据えると、照れくさい。
そんな燦々とした存在が、ピンク色だった。

あれから数ヶ月。
季節は秋の様相。

友人に貰われて行ったピンク色の小物たちも
わたしの大好きな人たちが身につけるピンク色のものたちも

全部全部愛おしいと思えるようになった。

また今年も9.11がやってきて
自分自身を省みる。

友達が放った言葉の一節

悲しみは新たな悲しみを生む。
痛みは新たな痛みの元になる。
暴力で何かを根本的に変えられるなんて事は絶対にない。
心が死なない限り。