d.v.d
d.v.dのライブに出かけた。
http://www.dvd-3.com/
2008.9.29(mon)
@渋谷O-NEST
以前、音楽通な友人に薦められてd.v.dの「DVD」にあたる「ゼロワン・レスザン・ゼロワン」を鑑賞したところ、いたく感激!
音と映像がみごとにシンクロして同時に脳に突き刺さってくるこの快感!
んもう、こりゃどうなってんだ?と何回見ても飽きない、ヤバイです!!
生で見る機会を数度逃し、やっとご対面。
ドラム2人に映像作家さん一人のトリオってさすがに初体験で、それもMacユーザーには嬉しいPowerBook!!
そしてわたしの大好きな発光する感じの色彩が、万華鏡みたいに遊んでいる。
テノリオン、出ました。ヤマハのテノリオン。
世界に誇る日本の文明機器。
映像担当ymgさん、ナイスでした!!笑顔がいいよー。
プログラムやらビジュアルイメージやらが気になって、ライブ後にお声をかけさせていただく。
iPhoneにDL販売されているテノリオン模倣のようなアプリがありまして、わたしはそれで時々遊んでいるんですが。
やはり本物は綺麗ですね。
今まで色んな方のライブを見てきましたが、欲しいところに欲しい音と映像がリンクすることはなかなかなくて、
今回はもう本当に、ハートの真ん中をズッキュンズッキュンとやられてしまった感覚。
わたしはこれが欲しかったんだな、というものを目の前で見せていただいて、大満足でした。
帰宅してからも、網膜に焼き付いた目の前の極彩色と、8bitで育ったゲーム世代の郷愁と、あれやこれやが忘れられなくてネットサーチ。
「共感覚」という言葉を思い出しました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F%E8%A6%9A
なんだろう、って思ったらこういう感じか。
既視感、デジャヴ。
デジャヴっていったら飯沢耕太郎さんに戻るね。
今、蛍光色とキノコと映像、音楽のコラボでキノコムーブメントを起こすことを考えていましてね、
もうこれは是非にスカウトしたい人材だ、と。
d.v.dもそうなんだけど、
最近「これこれ!これでしたー」
っていうものに思い当たるのって
わたしは幼少期にヤマハエレクトーンを習ってたけど
楽譜がまったく読めなくて耳コピで
でもリズムとかずれたらわかっちゃうわけなんですよ
それは絶対音感とはちょっと違うと思うんだけど。
だって譜面読めないからね。
ただ、この音がこれ、っていう調律みたいなのは出来て
ライブに行っても音が歪んでてCDと違ったら気持ち悪いわけ。
たとえばパッヘルベルのカノンを聞いたら
今でいうCGのレイヤー構造で
印象派みたいなイメージが湧いていたわけなんですよね 。
白い空間に淡い斑点が重なって出てくる。
中学生の頃に意識したのだけれど。
「色聴」って言うらしいですね。
その感覚が一番近いなって思ったのが昨日のd.v.dのVJ
ymgさんとわたし、きっと同じものが見えるひとなんだなあ、と。
ビビッドなピンクとターコイズはわたしと同じもので
wiiリモコンで出す音の破片が白い斑点になってたり
たぶんそういうセンスのところだな、と。
久々にひとの才能に惚れました。