めくるめく キノコ曼荼羅
頭に菌類の胞子付着、まったくもって眠れない。
飯沢耕太郎さんところからもらってきた余韻と興奮と
新しい著書「きのこ文学大全」の雑学と見識の深さに
まったくもって
毒され、胞子ばらまかれ、
眠れません。
とんでもない本を出しちゃったわね貴方!
それから、各界キノコスキーな方との交流が徐々に露になってゆき
もうわたし、この道から逃れられないんだわ!って改めて思った。
ミクロの宇宙とマクロの宇宙がごっつんこ。
ミクロの宇宙とマクロの宇宙がごっつんこ。
ミクロの宇宙とマクロの宇宙がごっつんこ。
胞子から原爆の雲まで
なんなのかしらこれ。
どうしてくれるの!!
もう本当に
なぜあなたはそれを知っている!!
痒いところに手が届きすぎて困っちゃう!
このブログのタイトル、
「菌類の悪意」で本当によかった。
なんでこんな名前になったのかというと
大学時代の授業(web頁を作りませう、というやつよ)まで遡るのだけれど、
ネタにつまってつまって苦肉の策よこれ。
2001年からの記録なんだけれど
わたしこんなこと書いちゃってるよ。
■2001/02/30 (金)
最近、キノコ食べれる気がする。奴等も菌なりにミクロの世界で頑張っているのだと思ったら愛おしくてたまらない。(うそ)
それでもやはり椎茸の傘の裏のヒダヒダには悪意を感じる。
椎茸と嘗め茸は却下。
モチモチした食感が好きです。ニョッキが好きです。ニャッキじゃないです。ニッキでもないです。
パスタに飽きたらニャッキ主食で。
全てはここから始まった。
そう、「ヴィクトリア朝妖精物語」や杉浦日向子「百物語」、ビアトリクス・ポターのピーターラビット原著、トーベ・ヤンソンの「彫刻家の娘」をむさぼるように読んでいた田舎の内向的な少女は、こんな風に成長しました。
よくよく考えたら、子供の頃の愛読書は百科事典です。
何か疑問に思ったら辞書をひきなさい、自分で調べなさい、という教えの家庭でした。
キノコ人間ってそうやってできあがるのよ。
わかったわ。うん。
「無知の知」ってソクラテスの言葉?
「高貴な野蛮人」ってのも「蛮族サンブリ人」(エリック・サティの楽曲のタイトル)みたいな響きがあります。
やい、この、犬儒学派め!
今、意味を知らずに使いました。犬儒学。
サティもキノコ系の楽曲を作ってそうな気がするなあ。
キノコスキーかそうでないか、で分けたら、サティはきっとキノコスキーだと思うよ。
・「村上春樹は『きのこ文学者』に非ず」〜まったくもってそう思う!
「海辺のカフカ」でナカタさんがナカタさんになる国民学校4年のあの出来事は、「お椀山事件」って覚えてるものわたし。
キノコに興味ないよね。
春樹はライトノベルだと思うもの、わたし。
そしてこんなネタまで作っちゃうもの。
「ノルウェイの林」
http://d.hatena.ne.jp/Okamoto_Makuzu/20080806/1218042868
・「おまえの皮より蛇の皮」ってこないだなにかの拍子に言っちゃったんだけど
「蛇の皮より茸の皮」だった!
財布にお金が貯まるより、キノコの成長過程を見ている方がおもしろいもの。
ゴーゴー、マタンゴガール!
- 作者: 飯沢耕太郎
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岡本まくず と名乗ってますが
岡本きのこ でもいいような気がしてきました。
でも「まくっつぁん」とか「まくずん」と呼ばれているので
これはこれでいいのか。
ちなみに19歳の頃
わたしのキノコ狂いに呆れた友達がニックネームをくれたのだった。
「ポルトー」もしくは「ポルチーニ」
そう、ポルチーニ茸です。
あのこはとってもおいしいの!
スライスされてサラダに入ってたのをおそるおそる食べたのだった。
場所は新宿南口、まだピカピカの南口。
ドキドキしながら入った東京のど真ん中の欧米スタイルのお店でした。
/(.^.)\まくず/(.^.)\