前略 岡本太郎様

なにげなく撮った自分の写真が
知らぬ間にあなたの「痛ましき腕」にそっくりになっていました。
件の制作は、まだまだ苦心しております。

私は、私自身を絡めとるかのような生き方(それも自分で自分を縛ってしまったが故)からは解放されつつありますが、
制作面では未だ
何重もの殻に包まれているようです。