ゆめをみた

疎開する夢を見た。
ジャムマーガリンをプチンってするあれにすき焼きの肉が入ってて、ごはんの上にプチって出せるようになってて、保存食になるから、いっぱいポケットにつめこんだ。
給仕の男子がこっそりと「タッパーを用意しますか?」と聞いてきた。
「昨日までわたしも接待ゴルフなんてやってたんですよ。世界はすぐに不穏な方に変わってしまいますね。」と軽口を交えながら、タッパーを頼むことにした。
成長過程の弟がつねに背中にくっついていて、どんどん太ってゆく。
わたしが食べた栄養を背中から吸収するらしい。
そんなわけで、もう食べられないというまで喉の奥に冷や飯を突っ込んだ。
おんぶおばけみたい。(ちなみに弟はいません。)

原発事故の跡地に行った。
封鎖された大きな倉庫の地下を開けるとぬるい水が流れていて、タンクがたくさんあった。
ロシア人の女の子二人組が入り込もうとしてた。

猿の顔をした変質者に追いかけられた。
なんとか抗戦しようと、ダーツの矢から野球ボールまで色んなものを投げながら逃げたけれど、ちっとも効き目がないようだった。
大人の視線がいやらしいのがこわかった子供の頃の気持ちを思い出した。
いつだったか小学校の校庭にふらっと入ってきた謎の成人男性だとか。

エキストラとしてOLの群れに放り込まれた。
支給されたヒールの靴を履くのが難しくて階段をケンケンしながら急いで降りた。
同じくらいの身長、同じような顔、同じメイク、髪型。
モテ系というマスゲーム