ゆめをみた
とうとう猫系人間になる夢を見た。
しかしわたしにはよく動く立派な耳が頭についてないので、猫人間としては一人前ではないのである。
人前では恥ずかしい人間の頭を、パーカーのフードで隠してみた。ターコイズのななめがけバックの紐とターコイズのフード。
モタモタしていると、通りかかったルイ・アームストロングに写真を撮られた。サッチモの隣にはトットちゃん。
呼ばれた集会場に向かうと、入り口には自動改札機。
スイカカードのように手をかざして通り抜けるのだが、あいにくわたしの掌には肉球がついていない。
ピッ! ガクン!
目の前で閉まる扉。
「そちらは小児用、大きくなりすぎて猫気が抜けたひとはこちらの改札をお使い下さい」
と駅員。
肉球型ではなく、人間の5本指が強化ガラスに描かれた別の改札を使う。
大階段を使った部屋にはクラスごとに島を作って着席
壇上には3D映画
あろうことか雄と詐称
眉間に皺、意図的に低くドスの効いた声
kiss me.と寝ながら幾度も左隣でつぶやく白いポロシャツの体育教師の鬱陶しさ
粘土でガガンボの型をとりながら銀製品の準備
姫デコの布団ハサミ
溢れた川と橋げた、購買部のホッピンシャワーキャンディー
ニッキアメ、緑の綿菓子、105円で一膳分だけバラ売りされている
永谷園のフリーズドライライスパック
and so on......