点滴を打って来た

今夏二度目。
もう秋だろう、というのは無しの方向で。

低血圧なのですが、担当医師曰く「(このスコアは)小学校高学年並み」とのこと。
歳をとると上がって来るそうで、低血圧は高血圧と相殺、近眼は老眼と相殺してまともな人間になれるのだろうか、等と途方もない未来に夢を馳せておきます。

腰椎の神経は80代、血圧は小学生。
はい、実年齢無視。

赤いチャンチャンコにランドセルでも背負ったほうがいいんでしょうか。

貧血にせよ、低血圧にせよ、持久力不足や痩せ過ぎにせよ
つくづく、自分の体は積極的に生きようという姿勢がないんだな、と思う。
かといって終わりが見えたわけじゃなく、たぶん、だらっと、長く細く。

そんな生き物もいるか。


ガイコツというあだ名の親戚の伯父を思い出す。
頭はよく、気も若いが、病弱で痩身、栄養を採るために喉からチューブを入れ、日経新聞を読み株価をチェックし、「歳は取りたくないなあ」って言いながら長生きした。

生きながらにしてガイコツだった伯父。

たぶん彼も、肉、欲しかったよね?