夢を見た

ひさかたぶりの夢日記

ここんところ出て来るメンツは

過去に軋轢のあった方々ばかりで

「やつぱり貴女が正しかった」

「やつぱり貴女と居たかった」

謝られたり、くどかれたり、

いつかこれが真実になればいいのになあ、と。

しみじみ。

夢の中で呼ばれた気がして目が覚めて、
小さな液晶画面を眺めたら やつの名がチカチカしていて

「雪だね」と

「珈琲でも飲みませんか」と

つかずはなれず、それでもやつぱり遭えずにいるのは、
あいだにある幻想を壊したくないからなんだろうね。

白髪になつたら、逢おうじゃないか。

それまでお互い、模索して生きて行けたらいいな。
そう、ふと想う。

亡くしちまった愛すべき人の重みは
それぞれ ますます わからなくなって

世界の粒子のどこかに
彼等が居ることを感じられたら 
それでいいような気もして来たし

生まれ生まれて
死ぬ往く者なら

みんなみんな
懸命に生きればいいじゃない。

メメント・モリだよ、おっかさん。

また桜が咲き乱れて、
またひとぉつ、としをとる。

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まっすぐに生きようとすればするほど

衝突は多くて

傷つく度に手当をするか

放置して化膿させるか

痛みを堪えて前にすすむか

うずくまって泣き叫ぶのか

いろいろやりかたはあるんだろうけれども

まつすぐにいたいんだ。

正直に、まつすぐに、対峙したい。

ただただ、まつすぐに。

にんげんが曲がっていると、自分では想うのだけれども

そんなこんながつみかさなれば

あなたはじゅんすいだよ、と わけのわからぬことを言われて

あなたはしゃかいにでてないから、と すこしとおまきにけむたがられて

あなたはひとをふりまわす、と 痛いところをつかれて

痛いということは、真理を得ていて

ロンギヌスの槍も、ささりっぱなしの三十路前。

刺して下さる方がいるだけ、生き甲斐があるといふものよ。

グウノネも出ない日々も それまたいいじゃない。

だからどうした 貴方にそれができますか、と。

わたしは毎日いっぱいいっぱいだけれども。

明日死んでもいいように生きているつもりだけれども、

まつすぐにぶつけた分だけ、まつすぐが帰って来るから

これがきつとしあわせとかいふやつなんだらふよ。

まあ、つぶやいてみたよ。