岡本太郎-傷ましき腕

岡本太郎もフランス時代の3年間はまったく描けなかったんだって。
その結果がもしあのリボンの少女の絵だとしたら、
あの腕は、悔しい想いを握りしめてるんだ。

http://d.hatena.ne.jp/Okamoto_Makuzu/searchdiary?word=%B2%AC%CB%DC%C2%C0%CF%BA

包帯みたいな自傷のあとみたいな刺青みたいな

痛そうな、耐えてるような5本の線。
顔は無い。見えない。
リボンの装飾。



「傷ましき腕」

1936/1949年再制作、油彩・キャンヴァス


あそっか。
自傷のあとはリボンを巻いてね。
綺麗にして。
美しく飾って。
大丈夫、生きたくて切ったんだもの。

わたしもだよ。
生きたくてしるしを刻んだ。
ピアスの穴は自分で開けた。
覚悟を溜めて、ガチャンってホッチキんの。
たぶん12回。

2回に分かれてるのね。
36年と49 の間の13年間に変わった気持ち。
変わった部分。
もういちど手を入れようとしたなにか。


食えなくてもいいよ、今は。
好きにする。好きなこと続ける。