ユメ日記

ゆめをみた

年末 しゃこうきどぐう 隣の家との境目、お墓の間 顔だけの大きな素焼きと一緒に計四つ刺さってた。国道は急カーブで 光の速度の車 沿道を斜めに見下ろして 暖簾の間から隠れ見た近所のおばちゃんが来る台所の秘密 垣間見てドキドキした。 年明け 産毛まで植…

ゆめをみた

知人が知人の作品を見に行ってweb上に感想を書いていた。「昼が夜に変わるその時間帯が、とてもこわいです。このひとの絵には、そこに誇りを感じます。」背景は青から黒へのグラデーション、横。 問題の時間帯にはブツブツと泡がはじけそこねたようなテクス…

ゆめをみた

もう帰れないはずの家なのに また出て来た。奥の部屋、本棚、ちゃんとあった。タロットカードの本。小学生のころに買った本。 探してたら、ちゃんとあった。 もう十何年も出番を待ってた。ごめんね、待たせたね、迎えに来たよ。応接間は来客中だった。おみか…

ゆめをみた

昔の家に行ったら廃墟になってた。建物はなくて湧き水が流れて川になってて、まぬけにも砂だらけの黒い子猫が流れて来たので刑事さんに拾ってもらって何年もずっと干しっぱなしのうちのタオルで拭いた。その子は首に装置が付いてて長く生きられないからアラ…

ゆめうつつ

桜の花びら。女子学生ばかりの綱引き大会。集合写真、記念写真。女子校には通ったことがないけれど、こんな感じなのかな。美しいものが好き。大人の女性からの応援メッセージに沸く。まっすぐに姿勢を正して生きなさいね、という後押し。17歳の頃、 そのま…

ゆめをみた

・青空予備校につっこまれる。 わたしはひとり、高校1年だった。 平成生まれの高3はセルフレームの優等生ばかり。 講師は33歳くらいのニット帽男子、両耳あたりに犬のように長い毛束、脱色してプラチナブロンドになった長髪に銀メッシュ。 筆記用具を何…

ゆめをみた

・入学したばかりの高校にて 知らない街の知らない中学にいた、名前も顔も知らない男の子について。・中学にほとんど通わなかった彼の彼女と自転車置き場のレンタル代、だれかの名刺、その他書類の束、渡すように言われて探すけれど、いったいだれに渡したら…

ゆめをみた

・口の中が血だらけになる夢をみた。歯がボロボロと抜けて行って、マウスピースが粉々。・2人乗りの小さい車を走らせてたら懐いてついてきたヒヨコを黄色い猫が狩ってた。猫は、ネコ科の他の獣〜虎かなにかとじゃれていた。・龍と闘ったひとが十数年かけて…

ゆめをみた

アフリカの本屋数十店舗出身のふたりぐみの夢をみた。色付きの米を一粒ずつ埋めながら広大な北海道を目指していた。 ところで中学生のわたしは3泊4日のスキー合宿にでかけた。Hちゃんがリフトに乗ってコンクリートの壁にぶつかって落ちてた。事務所のお風…

ゆめをみた

一週間遡る夢。 和式トイレに入って、南京錠みたいな手動のタイマーをジリジリとセットして 遮光カーテンしたら、ぐあああっと時空が戻る。 揺れる。でも自分の記憶と細胞は変わってないから あいかわらず学校に行けばテストはあるし。 やり直したいことも二…

ゆめをみた

また、あそこに還ってた。 わたしの魂は何度あそこにいくんだろう。五右衛門風呂の焚き口。 山椒の木。全ての野良猫は派遣社員なんだって。 世田谷区の野良猫は、世田谷区に派遣されてるから 心配すんな、秘密だよ、って 段ボールの中に次々に入りながら わ…

ゆめをみた

5時間の睡眠で壮大なロードムービーを見た。南米まで行って帰って来た。オダジョー、紫のたてがみの馬、落石、受賞パーティー、他所の家のトイレにひきこもる自傷癖の女子高生、彼女の妹、名字の違う母、撮り直し、アイヌ語で侍の挨拶、地方の列車、51階…

ゆめをみたし、ロックだし。

Coccoの「バイバイパンプキン」が好きだ。 この曲にどれだけ励まされていることやら。夢でlet it beと繋がった 歌うものだった 事実じゃない 希望的観測だから 無理してでも歌うんだった決して訪れないことを知ってるから 音楽家は 無力でも希望を歌うんだよ…

ゆめをみた

・髪の毛がやたら艶やかに柔らかく黒く、天使の輪ができていた。・原爆を超える威力のなにかを作って線という線が揺れて消失間近な世界・人の首が落ちてるパーティー会場・薄いブルーかピンクのツナギの人だらけ・ゴミをチリにして履き続けるおじさん・形の…

ゆめをみた

・アメフラシが田んぼ中にギチギチに生息している。 アスファルトで舗装したあぜ道にも溢れ出して空中で奇怪なポーズをとっている。 ビーチサンダルの底面と足の裏の間にぬっちょりと入り込んで気持ち悪い。 擬態のうまい彼等は、動物図鑑を真似てライオンや…

ゆめをみた

まとめて夢日記このシリーズもいいかげんにしたいんですけど、夢は見ちゃうしビジュアルは具体的だし、起床後、一度言語化して外に出してやらないと次の作業に進めないので続けてます。 「イマジネーションを夢に求めるってどうなの?」という苦言を頂いたこ…

ゆめをみた

最近見た夢・ブルーポイントのシャム猫4頭を同時に世話することとなった・逃げたり走ったり隠れたりする・自殺を促される・どこかのだれかに他の恋人がいて悲しくなる・急いで余裕がない態度に祖母が傷つく夢を見た 形だけでも満足させてあげろよと父を心の…

ゆめをみた

またキノコに憑かれたようだよ。森の中にキノコハウスがある。 大きな樹の前に小枝か黒い藁をあつめて作った小さな小さな小屋があって 背を屈めて中に入る。地面からは白カビベースに不思議な色を纏った小さなキノコがあちこちからこっそりと芽を出していて …

ゆめをみた

幾奥もの命が一瞬に消えた場所で遊んでた。そこはモルタルかセメントブロックの塀をパステルカラーのペンキで塗りたくってあって、よじ登ったり、てっぺんで体をくの字にして手足を遊ばせたりできるのだった。 わたしには幼なじみの女の子が二人いるのだけれ…

ゆめをみて、祈った。

姉が、一昨日の夢に出て来て。 大判で引き伸ばした写真で、はにかみながら笑っとった。 ショートボブとソバカスで。 画用紙いっぱいに描いた絵日記の束の間にまぎれてた。**お盆が近くなって呼ばれたんかな。なんねんもなんねんも そばにいないかんじが 話…

ゆめをみた

数人の知人を前に中とじ用ホッチキスの使い方をレクチャーしていて 歯間ブラシよろしく、自分の歯間に綴じてみせる。 ガチャコン、ガチャコン、ガチャコン。舌触りが悪くて水飲み場でうがいをする。 口の中から金属片がザラリザラリ。 えづく。硬質の吐瀉物…

ゆめをみた

「じゅんちゃんのヘッドフォンと交換してよ」って幼なじみの妹のみいちゃんがやってきて差し出したのは、 彼女が子供の頃にいつも片手に掴んでいた紫とオレンジとピンクのまじったようなミルクのにおいのするぬいぐるみのファー(そいつはアライグマかモモン…

ゆめをみた

山間のコース。 オリエンテーリングみたい。花粉の酷い場所ばかり通ってしまう。 タオルで口を覆う。石を積む。人の通らないコースを通る。オイルと墨に覆われた未来への道で うまくすべれないけれど誰よりも早く到着して 地面が凍ってしまったら来年まで何…

ゆめをみた

ゆめをみた河原にたくさんの蟻、そして、ツチノコ。 中がガランドウになった木の幹。 虫に食い荒らされた、って代物。 アリクイがやって来て蟻を食べている。 蟻を食べていたアリクイがツチノコの口をこじ開けて中の何かを丸呑みしている。 ギョッとして覗き…

ゆめをみた

梅雨明け。太陽に照らされて溶けそうな皮膚、灼熱の部屋。ゆめをみた。犬が2本足で立って前掛けをして 大根のかつらむきをしていた。身長175cm程。中肉中背、白いやつ。 飼い主のために転職したのだという。よく働く。建て替えになってしまった今はもう無い…

夢を見た

第1夜図画工作の時間に行けなくて、先生に ブロックにはさまれた粘土の塊をもらってかえるの それをどうしたらいいかわかんなくて途方にくれてたら友達がきて手伝ってくれて 端っこと端っこをきれいに合わせてプレスしたら 外側の重いブロックがはずれて、…

ゆめをみた

水田で田植えの手伝いをした。 手で一本ずつ。「最近の若い子はまっすぐに植えることもできないし、こんなに浅い」 と言われて、先輩が植えた場所を直しにいく。手探りで確認すれば、泥への吸着が浅い。 グっと力をこめて、ぬかどこのような泥の中にRe:植え…

WHO ARE YOU?

「フーディバ・ゴノミー」誰だかわからないけれど、夢の中に名前だけ出て来た女性。当然のことながら、検索しても見つからず。

ゆめをみた

絶頂を迎えた女性からは 真白の海綿が産まれる。

ゆめをみた

紫色のモウセンゴケがわたしの友達だと人は言う。アスファルトの上に、ひとおつ。繊毛を風にそよぎながら犬ころのように待っていた。